今年上半期の訪日中国人観光客、領土問題響き大幅減―中国メディア

日本メディアの報道によると、今年上半期に日本を訪れた中国人観光客は、前年同期より27%も減少したことが分かった。24日付で人民網が伝えた。

日本政府観光局(JNTO)が24日に発表した今年上半期の訪日外国人観光客数の推計で明らかになった。それによると、訪日外国人観光客は前年同期比22.8%増の延べ495万5000人。過去5年の上半期で最多を記録した。円安と格安航空会社(LLC)のフライト増が大幅増につながったとみられている。

特に増加が目立ったのは東南アジアで、タイ、ベトナム、インドネシアの3カ国は5割増に上った。一方、中国人観光客は同27%減の延べ53万6000人で、唯一の減少となった。釣魚島(日本名:尖閣諸島)問題による日中関係の悪化が響いたものとみられる。

中国と同様に関係が冷え込んでいる韓国は同38.4%増の延べ132万だった。

 

出典:新華経済

http://www.xinhua.jp/socioeconomy/economy/354878/