極めたい「おもてなし」の心

2020年東京五輪開催に向けて、成功へのカギを握る一つである「おもてなし」への取り組みが早くも始まった。

 国体開催中の東京では、五輪で8万人が必要とされるボランティア需要を見込んで研修会を実施(9月30日付)。政府は外国人観光客を呼び込むために土産物の消費税を原則免除する方針を固めた(同29日付)。キーワードはいずれも「おもてなし」だ。

 

 ただ、生活習慣も文化も違う外国人をもてなすのはそう簡単ではない。先日、北海道の温泉施設が入れ墨を理由に、ニュージーランドの先住民族の女性の入浴を断ったとしてニュースになったが、そういうケースにどう対応すればいいのか。異文化を理解すると同時に、日本の習慣・文化を伝えることも必要になってくる。東京五輪まで7年。それまでに「おもてなし」の心を極めたい。

 

出典:MSN 産経ニュース

http://sankei.jp.msn.com/sports/news/131001/oth13100108170002-n1.htm