台湾の旅行展で東北もPR

台湾で、世界60の国や地域が参加する観光誘致のイベントが18日から始まり、円安などを背景に台湾からの旅行客が大幅に増えるなか、日本からはこれまでで最も多いブースが出展し、各地の魅力をアピールしました。

 

このイベントは、世界60の国や地域が参加して、18日から4日間の日程で台北で始まりました。
日本からは過去最多となる110のブースが出展し、各地のご当地キャラクターなどがそれぞれの地域の観光の特色などを紹介しています。
このうち東北6県は、台湾の人たちに人気がある樹氷をかたどったブースを出展し、美しい雪景色や、おととし世界遺産に登録された岩手県の「平泉」などをポスターなどで紹介し、冬の観光の魅力をアピールしていました。
ことし1月から8月に台湾から日本を訪れた旅行者は、146万人余りと円安や航空路線の拡大によって去年の同じ時期より50%近く伸びていますが、東北地方を訪れる外国人観光客は、東日本大震災や原発事故の影響で震災前よりも40%ほど落ち込んでいます。
東北のブースの担当者は「円安で日本への観光の意欲は高まっているので、東北の元気な姿をアピールして観光客の増加につなげたい」と話していました。

 

出典:NHKWEBニュース

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20131018/k10015387621000.html