訪日外国人10月は全体で3割増 中国が回復 韓国は11月以降も厳しい…

政府観光局は20日、10月に日本を訪れた外国人旅行者が、推計で前年同月比31・5%増の92万9000人だったと発表した。尖閣諸島をめぐる関係悪化で落ち込んだ中国が74・1%増の12万1400人と回復。東京電力福島第1原発の汚染水問題への過剰反応から、韓国は5・9%減の15万8300人だった。

 

訪日客全体の1~10月の累計は866万人。過去最高だった2010年の861万人を上回ることが確実となった。政府が掲げる年間目標の1000万人達成について、観光庁の久保成人長官は20日の記者会見で「11月以降も韓国は厳しい見通しで予断を許さない。他の国や地域でどれだけカバーできるかが課題だ」と語った。

 10月の国・地域別の1位は台湾で21万3500人(58・0%増)。2位が韓国、3位は中国だった。韓国は8月ごろから伸びが鈍化しているが、7月に観光ビザを免除した効果でタイとマレーシアが大幅に増加した。

 

出典:ZAK ZAK

http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20131121/dms1311211209020-n1.htm