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2015/11/20
白馬村は今冬から、周辺の大町市や小谷村、新潟県糸魚川市と協力して、夜間に各市村の中心部とを結ぶシャトルバスの運行を始める。白馬村では、オーストラリアを中心に村内のスキー場でスキーを楽しむ外国人宿泊客が年々増える一方で、村内には飲食店が少なく、特にスキーを楽しんだ後の夜に食事にありつけない「夕食難民」が出ている。同村だけでなく、周辺自治体からも「冬場の観光客増加につながる」と期待の声が上がる。  白馬村によると、大町市、小谷村をそれぞれ結ぶバスは12月下旬から来年2月中旬まで、毎晩運行される。白馬村などが村内のバス会社に委託し、路線バスとして運行。運賃は白馬―小谷便が片道300円、白馬―大町便が同500円。両市村にある鍋料理や焼き肉の店などを紹介したチラシも用意し、郷土の味を楽しんでもらう。運賃で賄えない分は3市村などが負担するといい、期間中に約2000人の利用者を見込む。  これとは別に、白馬村は糸魚川青年会議所と協力し、同村と糸魚川市中心部をシャトルバスで結ぶ。来年1月6日~2月11日の毎週水、木曜日の夜に計12往復運行される。白馬村内のホテルとJR糸魚川駅を約1時間で結び、運賃は片道500円。同市では例年、冬場の観光客数が落ち込むという。同会議所も「スキーで白馬を訪れる外国人観光客に、日本海のおいしい海の幸や日本酒を楽しんでもらいたい。リピーターが増えれば経済効果も大きい」と、受け入れに積極的だ。  白馬村によると、村内には五つのスキー場がある。良質なパウダースノーが売りで、日本のスキーシーズンに夏休みを迎えるオーストラリアを中心に、外国人観光客が年々増加。昨年は過去最多の7万7724人の外国人宿泊客が訪れた。  しかし、人口9000人弱の同村には、これらの観光客を受け入れるだけの飲食店がそろっておらず、夕食に困る外国人スキーヤーは多い。「欧米の観光客は、朝食はホテルで食べるが、夕食は外食が基本」(同村観光課)という慣習の違いもあり、繁忙期には村内の飲食店が予約を受けきれず、多くの外国人観光客が「夕食難民」化しているという。  白馬村観光局は「自治体の連携で利便性を高めれば、更なる観光誘客にもつながる。他のスキー場にはない魅力を発信していきたい」と話している。 出展:YOMIURI ONLINE http://www.yomiuri.co.jp/local/nagano/news/20151119-OYTNT50392.html