中国人観光客を誘致…ロッテが北京で合同ロードショー

ロッテの観光系列3社が共同で、中国観光客を誘致するために初めて中国で大規模な合同ロードショーを開いた。

  25日、中国・北京のフォーシーズンホテルで現地旅行会社およびメディア関係者ら約300人を招待してロッテ3社が開いたロードショーには、宋容悳(ソン・ヨンドク)ロッテホテル代表、李元濬(イ・ウォンジュン)ロッテ免税店代表、李東雨(イ・ドンウ)ロッテワールド代表が出席し、韓国観光・ショッピングの長所を伝え、韓流マーケティングを行った。

  行事場所には中国最大旅行会社の国営CITS、中国の官僚が利用する旅行会社CTS、クルーズ旅行専門のCAISSA、大規模なインセンティブツアーを企画する保健グループ、エアチャイナなどが参加し、韓国観光に大きな関心を表した。27日には上海でもロードショーを開く。

  韓国を訪問する中国人観光客数は2011年には前年比18.4%増、昨年は前年比27.8%増となり、円安不況に直面している観光産業を支えている。ロッテ免税店の場合、昨年4月から中国人対象の売上高が日本人を上回り、毎年100%増加している。

  ロッテ免税店は中国人俳優リン・チーリン(林志玲)を今年初めて免税店モデルの一人に起用した。リン・チーリンもこの日、ロードショーに出席した。リン・チーリンが韓国人俳優ソン・スンホンと恋人役で出演したミュージックビデオ形式の新しいCMは、9月に中国メディアに公開される。韓流スターが出てくる「ファミリーコンサート」の規模も増やす予定だ。

  北京と上海に現地事務所を置くロッテホテルは、外国人専門メディカルセンター6カ所と提携し、中国人医療観光客にきめ細かいサービスを提供している。医療サービスと観光を結びつけた中国人専用パッケージも新たに出す計画だ。

 

出典:中央日報 http://japanese.joins.com/article/223/173223.html?servcode=A00&sectcode=A30