官民一体で五輪客受け入れ 観光庁が協力要請

観光庁は16日、2020年東京五輪に向けた外国人旅行者の受け入れ態勢強化を目指し、業界団体との連絡会の初会合を都内で開いた。久保成人長官は「官民一体、オールジャパンで取り組む必要がある」と協力を要請、観光庁は案内板や通訳ガイド、免税店を増やすとともに、食事などでイスラム教徒にも配慮する方針を示した。

 会合にはホテルや鉄道、航空、物販、飲食など幅広い業種から約340人が出席した。観光庁は美術館や博物館、公園など観光地の案内板を外国語表示したり、イスラム教徒の礼拝スペースを設けたりするなどきめ細やかな対応で「おもてなしの心」を発信する考えを説明した。

出典:北海道新聞

http://www.hokkaido-np.co.jp/news/economic/498340.html