東京・銀座に大型免税店開店

円安などを背景に日本を訪れる外国人旅行者が増えるなか、デパートや高級ブランド店が立ち並ぶ東京・銀座の中心部に大型免税店がオープンしました。

家電量販店の「ラオックス」が28日オープンしたのは、売り場面積が880平方メートルと銀座では大型の免税店で、10万円近くもする炊飯器や空気清浄機といった最新の家電製品のほか、南部鉄器や清水焼などの日本の伝統工芸品まで、外国人旅行者に人気が高い幅広い商品を取りそろえています。
売り場では従業員のおよそ7割が外国人で、中国語やベトナム語など15か国語で接客できるということです。
ラオックスの羅怡文社長は、「東京オリンピックの開催も決まり、今後ますます外国人旅行客が増えると思うのでこうした免税店の出店を加速させたい」と話しています。
日本を訪れる外国人旅行者は円安を背景に、ことしに入って先月まででおよそ866万人と過去最高となっています。
こうしたなか、大手百貨店など小売店の間では通訳を増やしたり、両替カウンターを設けたりするなど、外国人旅行者向けのサービスを強化する動きが広がっています。

出典:NHKWEBニュースhttp://www3.nhk.or.jp/news/html/20131128/k10013407171000.html