11月の訪日ベトナム人+44.3%増の1万人、35か月連続で各月の最高記録更新

日本政府観光局(JNTO)がこのほど発表した統計によると、11月の訪日ベトナム人の数は前年同月比+44.3%増の1万0400人で、11月における過去最高値を記録した。ベトナムは2012年1月から35か月連続で各月の最高値を更新している。年初11か月の累計では、前年同期比+46.6%増の11万6300人となり、既に年間の過去最高(2013年の8万4469人)を大きく上回っている。


 11月の訪日外国人数は前年同月比+39.1%増の116万8500人で、これまで11月として過去最高だった2013年(83万9891人)を約32万8600人上回った。また、2014年3月から9か月連続で100万人を超え、年初11か月の累計は1217万7500人を突破。2013年に記録した年間過去最高(1036万3904人)を大きく上回っている。年間累計は1300万人を超える見込みだ。


 11月は円安の進行に伴う訪日旅行の割安感の浸透や、秋の送客を目的とした共同広告などのプロモーション、航空座席供給量の増加、手頃な価格での航空券販売などにより好調な伸びを記録した。また、9月30日よりベトナム国民に対する入国査証(ビザ)発給が大幅に緩和されたことで、訪日ベトナム人の数は今後ますます増加すると見られている。



出展:VIETJO

http://www.viet-jo.com/news/statistics/141217050824.html