すごいゾ訪日客効果 関空の国際線外国人旅客数初めて日本人上回り699万人に 国際線旅客数全体も過去最高

新関西国際空港会社が15日発表した平成26年度の運営概況(速報値)によると、関空の旅客数が前年比11%増の2004万人となり、14年ぶりに2千万人を突破した。歴代2番目の水準で、旅客数の増加は3年連続。国際線の外国人旅客数は同41%増の699万人で、年度として初めて日本人(630万人)を上回った。

 新関空会社担当者は「ビザの発給要件和や円安に加え、日中関係の風向きが変わったことなどで外国人客が伸びた」と分析。過去最高の旅客数となる2058万人を記録した12年度は、外国人が2割しかなかったが、5割を超えるまでに増えた。

 26年4月から27年1月の国・地域別の旅客数は、中国が前年同期比86%増と大きく伸長。香港(49%増)や台湾(35%増)、タイ(49%増)などアジアからの客が目立った。

 格安航空会社(LCC)の旅客数は、中国、香港、韓国、台湾で216万人となり前年比52%増。飲食サービスなどを提供するフルサービスキャリアは同16%増の633万人だった。

 新関空会社は「外国人増加の傾向は今後も続く。27年度は過去最高の旅客数にしたい」とした。 


出典:産経WEST

http://www.sankei.com/west/news/150415/wst1504150050-n1.html

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