台風9号首都圏直撃。避難するのは日本人だけじゃないはず

沖縄県と沖縄観光コンベンションビューロー(那覇市、平良朝敬会長、098・859・6123)は、外国人を想定した「台風時一時待機所訓練」を初めて実施した。外国人観光客が増える中、訓練を通じた対応力向上が目的。那覇空港国際線ターミナルと沖縄県立武道館(那覇市)を利用した。

 

 空港で待機所利用の同意を取った後、貸し切りバスで武道館へ移動した。案内方法や動線を確認したほか、待機所の休み心地を体験した(写真)。

 

 一時待機所は航空便の欠航で夜間滞留が発生し、空港施設の収容能力を超えた場合に設ける。実際の対応を想定して訓練も深夜に行った。意見交換とアンケートで課題を洗い出す狙いもある。

 

 航空会社や旅行会社、関係機関などから約70人が参加。うち15人が観光客役となった。高齢者や外国人との設定に応じて、事務局役が日英中の言語で案内した。

 

出典:ニュースイッチ

https://newswitch.jp/p/5818