外国人も「基本的ルール知ることが大事」…自転車マナーなどのガイド作成して配付 京都

外国人観光客らの自転車をめぐるトラブルを防ごうと、京都府警中京署や京都市などが自転車の交通ルールやマナーを英語で解説した利用ガイドを作成し、署員らが2日、同市中京区内のレンタサイクルや旅館など約20店舗に約千部を配布した。

 

 ガイドは、同区内の駐輪場や通行規制の場所を地図で紹介しているほか、事故に遭遇した際の対処方法、自転車が撤去された場合の手続き方法を英語で解説。歩行者専用道路などの標識の説明も掲載している。

 

 ガイドを受け取った、レンタサイクル店の林健太郎店長(39)は「利用客の約8割が外国人なので、英語での細かい説明が載っていて助かります」と語った。

 

 中京署管内では、自転車が関連する事故が交通事故全体の約3割を占めており、ガイドの発起人で、地域課の佐野巨典巡査部長(32)は「基本的なルールを知る」ことが大事とし「自転車のトラブルを減らすことができれば」と話している。

 

出典:サンケイWEST

http://www.sankei.com/west/news/161103/wst1611030032-n1.html