京王プラザに「つるし飾り」

 3日のひな祭りに合わせ、新宿区西新宿の京王プラザホテル3階メインロビーに、華やかな「つるし飾り」に彩られたひな人形が展示されている。27日まで。

 

 つるし飾りは江戸時代に始まったとされ、女の子の健やかな成長を願い、絹織物で作った縁起物の人形をぶら下げる。外国人観光客も多く訪れる同ホテルは、日本の伝統文化に触れてもらおうと十数年前から毎年この時期に展示している。

 

 今年は、ロビーに据えられたひな人形の周囲など3か所に、これまでで最も多い計約6500個を設置。色とりどりの飾りはキルト作家・松尾光代さんらの手作りで、モチーフは花や鳥、亀、鯛たいなど様々だ。

 

 ホテルを訪れていた埼玉県入間市の三村まりこさん(54)は「とても豪華。一つずつ手作りで、子供への愛情を感じる」と語った。観覧は無料。問い合わせは同ホテル(03・5322・8061)へ。

 

出典:読売新聞

http://www.yomiuri.co.jp/local/tokyo23/news/20170303-OYTNT50005.html