SAKEブームに追い風を!=酒蔵で外国人免税始まる

SAKEを安く楽しんで!。訪日外国人観光客が国内の酒蔵やワイナリーで酒を購入する際の消費税と酒税を免税する制度が1日、始まった。輸出増加が続く日本産酒類の認知度向上に加え、地方の酒蔵ツーリズムにも弾みがつくと期待されている。

 免税は、政府の許可を受けた酒蔵やワイナリー、ビール醸造所、ウイスキー蒸留所などが製造し、敷地内の売店などで販売するお酒が対象。清酒720ミリリットルの場合、酒税86.4円と消費税(8%)が免税となる。

 日本酒造組合中央会は免税制度をにらみ、外国人観光客の見学受け入れ準備を進める酒蔵向けの研修会を7月から実施。全国から参加希望が相次いでいるといい、担当者は「酒造りを説明する際の英語の言い回しや、外国人が関心を持つポイントなどを教えている」と話す。

 国税庁によると、1日現在、免税許可件数は24都道県の48件。このうちの一つの黄金井酒造(神奈川県厚木市)は「外国人旅行者の訪問先の核となって、地域全体の活性化につなげたい」と意気込んでいる。

 

 

出典:JIJI.com

https://www.jiji.com/jc/article?k=2017100100005&g=soc