「VISIT JAPANトラベル&MICEマート2022」9月22(木)~24日(土)開く 海外バイヤー50人がリアル参加(JNTO)

日本政府観光局(JNTO、清野智理事長)は7月26日(火)に開いた会見で、9月のツーリズムEXPOジャパン2022と同時開催の「VISIT JAPANトラベル&MICEマート2022」の概要を説明した。9月22(木)~24日(土)の商談会では、海外バイヤーが約220社、国内セラーが220団体・社以上がハイブリッド方式で商談を行う。このうち、海外バイヤー約50人はリアルで参加予定。

 

3年ぶりに開かれる同イベントでは、海外の旅行会社へ、商談会や視察旅行を通じて訪日旅行商品の造成と販売の促進をはかる。

 

9月24(土)~26日(月)(または27日)には、ファムトリップを実施。今大会のテーマでもあるサステナブル・ツーリズムを体験できるツアーとして6コースを用意した。JNTOは、「山形コースの『山伏修行体験』や新潟コースの『大地の芸術祭』など、高付加価値コンテンツを備えたコースが、バイヤーの人気を集めている」と説明した。

 

また、JNTOでは、訪日観光客の受入再開に対する告知と誘客プロモーションを行う。

 

中山理映子理事は、訪日旅行を検討する旅行者の声として、「FIT(海外個人旅行)が再開するまでは訪日旅行を見送るといった意見もある」と明かした。

 

現在、添乗員付きパッケージツアーという団体旅行に限定されている訪日旅行について、個人観光客の受入再開時には紙面広告を展開し、全面再開をアピールする。

 

全日本空輸(ANA)や日本航空(JAL)、と連携し、早期の回復が見込まれる訪日経験者を対象に共同広告を展開する。加えて、誘客促進とインバウンド再開の前提となる訪日航空路線の回復を後押しする。

 

MICE市場ではオンライン会議の普及でコロナ後もハイブリッド会議が定着することが想定されている。JNTOでは、「リアルでなければ得られない交流や体験を、現地参加者に提供する必要がある」との考えを示した。7

 

 

 

出典:旬刊旅行新聞

http://www.ryoko-net.co.jp/?p=108381