「救急車通ります」外国語で…嵐山 訪日客対策

外国人観光客に人気の京都・嵐山周辺で、救急車が中国語や韓国語などで緊急走行を知らせる取り組みを始めた。嵐山には「竹林の小径こみち」(幅3~4メートル)など狭い道が多く、観光客らが妨げになることもあり、京都市消防局は「外国語を流しながら走る救急車は全国でも珍しいのでは」としている。

 嵐山を管轄する右京消防署によると、外国人が狭い道を広がって歩き、走行に手間取るケースが数年前から増加。日本は海外よりサイレン音が小さいともいわれており、10月から外国語での周知を実験的に始めた。

 対象は英語、中国語、韓国語で、「救急車が通ります! 道を空けてください!」「救急車が左折します。ご注意ください」の2種類をスピーカーから流している。音声の収録には京都外国語大の学生らが協力した。

 

出典:読売オンライン

http://www.yomiuri.co.jp/osaka/news/20171204-OYO1T50008.html