宮城・東松島のみどころ おうちで「予習」 市が多言語対応PR動画

宮城県の東松島市は、市内の観光名所や特産品を紹介するPR動画を2本制作し、インターネットで公開している。多言語に対応し、訪日外国人旅行者(インバウンド)に市の魅力を売り込む。

 15日に公開を始めたのは約18分間のドキュメンタリー版と約3分間のミュージカル版。仙台市の出版社「プレスアート」に制作を委託した。日本語、中国語、台湾語、ハングルの4カ国・地域の言語と英語から字幕を選べる。

 

 ドキュメンタリー版のタイトルは「初めての東松島体験」。ハンガリー、中国、台湾、韓国籍の男女4人が登場する。韓国版トレッキング「宮城オルレ」奥松島コースを体験したり、宮戸島の漁師民宿に泊まるなどし、豊かな自然やカキ、ノリといった海産物を楽しむ様子を伝える。

 

 ミュージカル版「ディスカバー東松島」は和太鼓ユニット「サムライアパートメント」が出演。テンポの良いオリジナル曲を歌い、市民らが観光名所などで軽快なダンスを繰り広げる。

 市の担当者は「新型コロナウイルスの影響が広がる中、自宅にいながら東松島の魅力を知ってもらいたい。終息後は、ぜひ足を運んでほしい」と話す。

 

 動画は市ホームページや動画投稿サイト「ユーチューブ」で視聴できる。

 

 

 

出典:河北新報

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/202004/20200420_13024.html