大井川流域の魅力PVに 空港と連携、静岡産業大生が制作

 静岡産業大情報学部の内藤旭恵専任講師のゼミ生が富士山静岡空港株式会社(牧之原市)と連携し、観光誘客を目的とした空港周辺地域のプロモーションビデオ(PV)を制作している。学生の視点で大井川流域の魅力を取材。年度内の完成を目指している。

 

 ゼミ生は空港のPV制作に続き、8月ごろから県外・海外旅行客へのPRを想定した撮影を開始した。今月中旬には森保翔太さん(3年)らが川根本町の寸又峡温泉や「夢の吊橋」、大井川鉄道井川線の奥大井湖上駅などを巡り、動画を撮影。旅行者を引き付ける素材としてスイーツやカフェに焦点を当て、各地のカフェや土産物店でおすすめ商品の紹介映像も収録した。

 

 大鉄家山駅前にある「朝日園」(島田市川根町)では、煎茶や抹茶を使ったジェラートなどを撮影。森保さんは「奥大井の観光地は遠いという印象があったが、実際に足を運ぶときれいな景色に圧倒された。外国人旅行者にとっては地元の人との触れ合いも面白さの一つになると思う」と話した。

 映像は3~5分程度にまとめ、完成後は空港のホームページやSNSなどを通じて発信する予定。

 

出典:静岡新聞SBS

https://www.at-s.com/news/article/local/central/718228.html