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高機能なだけじゃない。日本のスキーウェアブランドが今季のアウター候補に急浮上

1952年に日本で誕生したスキーウェアブランド『フェニックス』。国内で初めてヒマラヤの超高所にも耐えうるダウンウェアを開発したり、世界最高峰のノルウェーアルペンチームのオフィシャルサプライヤーを務めていたりと、プロフェッショナルブランドとしてその地位を確かなものにしている。そのため、スノーアウトドアをたしなむ人にとっては馴染みがあるのではないだろうか。

 

すでに『フェニックス』を知っていたとしても、もし“本格アウトドア仕様の高機能ウェア”というイメージだけを抱えているのであれば、そのイメージは今年限りで払しょくされることになる。派生ブランドである『アルクフェニックス』が掲げたデイリーで都会的な機能服が注目されているように、ここ数年で機能性の進化に加えて圧倒的なファッション性の向上を果たしているのだ。なにより今季のルックブックを見れば、ファッションアイテムとしての価値や有用性にも納得いただけるはずだ。シンプルかつ機能美を追求したアウトドアウェアをあくまでプレーンに着こなしているにも関わらず、漂わせるオーラはじつに今っぽい。そのさじ加減を実現するセンスが『フェニックス』に注目すべき最大のポイントなのだ。

 

 

そしてこのウインターシーズンに発売されるラインアップにも話題作が目白押し。例えばカラフルなアートワークが目を引く「スノーガム ダウンジャケット」。モデル名にもなっているオーストラリア大陸の最高峰コジオスコに生えるスノーガムの、剥がれ落ちて色とりどりに変化した樹皮をイメージしてペインティングした唯一無二の柄は冬の重たいカラーパレットに映える一品だ。そして、別売のダウンやフリースをライナーとして使用できる「スノートリップ 2×ZIP ジャケット」は、モダンかつシンプルなハードシェルタイプ。ネイビー・チャコールグレー・レッドと扱いやすいカラーパレットによりソリッドな装いへと促してくれる。もちろん機能もハイスペックで、耐水圧20,000mm以上を誇る防水素材を使用しているからちょっとやそっとの雨は敵ではない。

 

シリアスなスノーシーンにおいて盤石の機能性をベースにしながら、モダンな美しさやデザイン性を極めているウェアの数々。今シーズンのアウター有力候補として名を連ねるのはもちろんのこと、今後の展開も期待せずにはいられないはずだ。

 

出典:TASCLAP

https://mens.tasclap.jp/n3776