カテゴリ:インド



2015/06/04
2020年に訪日観光客を2000万人に増やす目標の実現に向け、観光庁が新たな需要の掘り起こしに取り組んでいる。ビザ(査証)の発給要件の緩和などで訪日需要の伸びが見込めるベトナムとフィリピン、インド、ロシア、イタリア、スペインの6カ国を、誘客活動を重点的に強化する「プロモーション市場」の対象に今年度から追加。また、地方への誘客や訪日時期の分散化を図ることで訪日客の拡大につなげたい考えだ。  追加した6カ国はビザの要件緩和や航空直行便の運航、各周辺国で訪日需要が大きいことなどを勘案して選んだ。既に対象としている韓国や中国、台湾、米国、英国など14カ国・地域と合わせ、訪日旅行の促進を図るプロモーション市場は計20カ国・地域となった。  6カ国のうち、ベトナムとフィリピンは昨秋からビザが実質的に緩和され、日本の地方都市を結ぶ直行便が運航している。イタリアとスペインは周辺国から桜の開花や紅葉の時期に訪日客が多いことから一段の需要開拓が可能と判断。インド、ロシアは海外旅行が増えることを見据え、売り込みを強化する。 出展:サンケイビズ http://www.sankeibiz.jp/macro/news/150604/mca1506040500001-n1.htm