日本政府観光局(JNTO)はこのほど、今年1月の訪日外客数を発表した。今年は昨年を27万4000人上回り、1月としての過去最高である121万8000人を記録。ビザの緩和、消費税免税制度の拡充、円安による割安感の浸透に加えて、オーストラリアや東南アジアを中心に「スノーリゾートとしての日本」をPRしてきたことなども、訪日外客数の増加につながった。
市場別では、韓国、オーストラリアが単月としての過去最高に。中国、台湾、香港、タイ、シンガポール、インドネシア、フィリピン、ベトナム、インド、米国、フランス、ドイツ、イタリア、スペインが1月としての過去最高を記録した。JNTOは、今年の旧正月休暇が2月中旬から下旬に当たることから、東アジア市場などからの訪日外客数の増加、円安傾向の継続やスノーレジャー需要の拡大による好調な推移が期待されると分析している。
詳細は、http://www.jnto.go.jp/jpn/news/press_releases/pdf/20150218.pdfを参照。
日本政府観光局(JNTO)http://www.jnto.go.jp/jpn/
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出典:日本商工会議所