ネスレ日本株式会社(以下、ネスレ)は、日本全国の観光地域に向けた支援金が商品価格に含まれた寄付金付きの「ご当地 キットカット」を、本日19日より順次発売する。
■観光客数が減少している状況踏まえ
2002年に発売した夕張メロン味を皮切りに、抹茶や日本酒など、日本各地の名産品を使用した様々な「ご当地 キットカット」を展開してきたネスレ。同商品は、訪日外国人観光客が選ぶ定番土産として支持されている。
そして今回、同社では、日本各地を訪れる観光客数が減少している現在の状況を踏まえて、全国のスーパーマーケットやドラッグストア、コンビニエンスストアなどで購入することができる、寄付金付きの「ご当地 キットカット」6商品を期間限定で順次発売することを決定した。
■1商品あたり10円の寄付金
1商品あたり10円の寄付金が商品価格に含まれており、その寄付金は日本観光振興協会のネットワークを通じ、全国の観光地域の活動を支援するために活用される。
「ご当地 キットカット」の購入を通じて、誰でも日本全国の観光地域を応援する活動に参加することができるわけだ。
■日本観光振興協会コメント
この試みについて、日本観光振興協会は以下のコメントを発表している。
「この度は、ネスレ日本様からお申し出をいただき、日本全国の観光地域を支援する活動を共に展開していくことになりました。地域経済に広く、深く根ざしている『観光産業』を通じた支援活動は、各地域を元気にしていくことにもつながっていくのではないかと考えています。
支援活動の詳細については今後決定していく予定ですが、地域の伝統産業である酒蔵の協力を得て作られた衛生用品等の配布などを通じて、全国の皆様の『いつか“キット”行きたい』という想いにお応えして参りたいと考えています」
■約6割「募金の用途を知りたい」
「ご当地 キットカット」販売で集まった支援金は、酒蔵の協力を得て作られた衛生用品等の配布などに利用される予定とのことなのだが、このように用途がはっきりと明らかにされていると、その活動により賛同しやすいと思う人も少なくないのではないだろうか。
しらべぇ編集部が募金経験がある全国10〜60代の男女1,365名に実施した調査では、全体の63.4%が「募金したお金がどう使われているか知りたい」と回答している。
ちなみに、寄付金付きの「ご当地 キットカット」は以下のラインナップになっているので、ぜひチェックしてみてほしい。
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出典:しらべぇ