和食勉強会:外国人観光客へ、鳥羽料理研究三重三料会 「千載一遇のチャンス成功を」志摩三銀会が寄付 /三重

来年の伊勢志摩サミットを控え、鳥羽料理研究三重三料会(松浦貞勝会長)は13日、鳥羽市安楽島町の鳥羽ビューホテル花真珠で、外国人観光客に喜ばれる和食の勉強会を開いた。9品の献立は全て伊勢志摩産の食材を使い、味や食感、見た目などを話し合った。

 会は鳥羽、志摩、伊勢、松阪市の旅館やホテルなどの料理人で作り、四季折々に料理の勉強会を開催。今回は会員約30人が出席し、サミットで訪れた宿泊客に提供する和食の試食会を行った。

 献立は4施設の料理長が考案。カキやイセエビ、サワラ、ヒジキなどをふんだんに使い、1品ずつ特徴などを説明し味わった。会員からは「洋食の調味料も使ってみては」「女性客が食べやすいよう一口サイズが良い」などの感想が出されていた。

 島田政由規副会長(57)は「食べる人の側に立って料理を作りたい。引き続き勉強会を開きたい」と話していた。【林一茂】

 第三銀行(本店・松阪市)と志摩市内で取引する事業者らでつくる「志摩三銀会」(村山幸司会長)は13日、志摩市の伊勢志摩サミット市民会議に現金10万円を寄付した。同会議への寄付は初めて。

 同会には130の事業所が加入。村山会長は「千載一遇のチャンスをぜひとも成功させてほしい」と話し、大口秀和市長に手渡した。大口市長は「有効に使わせてもらいます」と感謝した。

 一方、同会議は市役所玄関にサミット参加各国の国旗と欧州連合(EU)のシンボルマーク旗(縦1・2メートル、横1・8メートル)を設置した。【林一茂】



〔三重版〕

出典:毎日新聞

http://mainichi.jp/area/mie/news/20151014ddlk24040044000c.html

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